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熊本地震で罹災証明書を取得した方へ|住宅修理・外壁・屋根工事の前に知っておきたいこと

  • 12 分前
  • 読了時間: 7分
熊本地震でひび割れた住宅前で、ヘルメットの調査員と女性が罹災証明書を確認する「地震後の住まい修理ガイド」の広告。

このたびの令和8年熊本地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。


被害に遭われた地域の一日も早い復旧と、

皆さまが安心して過ごせる日常が戻ることを、心よりお祈り申し上げます。


また、厳しい状況のなかで救助活動や復旧作業、

被災された方々への支援に尽力されている皆さまに、

深い敬意と感謝を申し上げます。


リフォプラでも今回、

熊本地震によって住宅に被害を受け

罹災証明書を取得された方から

外壁や屋根の修理についてご相談をいただいています。


実際にお話を伺うなかで、


「罹災証明書は取ったけれど、このあと何をしたらいいの?」


「修理を先にしてしまって大丈夫?」


「屋根や外壁の写真は残しておいた方がいい?」


と迷われている方も多いのではないかと感じています。



そこで今回は、罹災証明書を取得したあとに

住宅修理を検討する際、工事を始める前に知っておきたいことを

分かりやすくご紹介します。



■ そもそも「罹災証明書」とは?


「罹災証明書とは?」の見出しと、机上の罹災証明書、家の模型、ヘルメットやペンが並ぶ災害支援の説明画像。


罹災(り災)証明書とは、災害によって住まいに被害を受けた場合に

自治体が被害認定調査を行い、

その結果に応じて住宅の被害程度を証明するものです。


罹災証明書は、被災者支援制度などを利用するときに必要になることがあります。


ただし、「罹災証明書を取ったら自動的に修理費用が支給される」というものではありません。


利用できる制度や条件は被害状況・自治体などによって異なるため


まずはお住まいの市町村へ確認することが大切です。




■ 修理を始める前に、まずしてほしいこと



【1.被害箇所の写真を残してください】


今回、特にお伝えしたいのがこちらです。


修理や撤去をする前に、被害状況が分かる写真を残しておきましょう。


例えば、


・建物全体

・外壁のひび割れ

・外壁材の浮き・欠け

・瓦や屋根材のずれ

・雨どいの破損

・軒天の割れ

・コーキングのすき間

・雨漏りや室内の雨染み


などです。


可能であれば、


①少し離れて場所が分かる写真


②被害箇所を近くから撮った写真


の両方を残しておくと、状況を説明しやすくなります。


ただし、写真を撮るために屋根へ上ったり

落下しそうな外壁の近くへ行ったりする必要はありません。


ご自身の安全を最優先にしてください。


地震後に確認したい住まいのポイントについては

こちらの記事でも詳しくご紹介しています。


▶ 地震のあと、外壁や屋根は大丈夫?自宅で安全に確認したい7つのポイント




【2.利用できる支援制度がないか、市町村へ確認する】



被災した住宅について、利用できる支援制度が設けられている場合があります。


ただし、


・対象となる被害

・対象となる修理

・手続き方法

・必要書類

・申請期限

・利用できる地域


などは制度や市町村によって異なります。


そのため、


「とりあえず修理して、あとから申請すれば大丈夫」


と判断せず、工事を始める前に一度自治体の窓口へ確認しておくことをおすすめします。






■ 「応急修理」と「緊急の修理」は違います



少し分かりにくいのですが、支援制度には、


・被害の拡大を防ぐための緊急の修理

・日常生活に必要な最小限度の部分の応急修理


など、目的の異なる仕組みがあります。


例えば、屋根が被害を受け、

そのままでは雨が入り被害が広がる場合のブルーシート設置などは

被害拡大を防ぐための対応にあたる場合があります。


一方で、被災した住宅で再び生活するために必要となる部分の修理については

別の制度が対象となる場合があります。


「自宅はどちらに当てはまるの?」


という場合も、ご自身だけで判断せず

お住まいの自治体へ相談してみてください。



■ 外壁や屋根では、こんな被害に注意してください


外壁のひび割れ、コーキングの隙間・剥がれ、屋根材のズレ・浮き、雨樋の詰まり・外れ・歪みを示す注意喚起の図。

地震のあと、外から見ただけでは大きな被害がないように感じても

細かな変化が起きている場合があります。


【外壁】

・地震前にはなかったひび割れ

・窓や玄関の角から伸びるひび

・外壁材の浮き

・欠け・剥がれ

・外壁同士のずれ


【コーキング】

・割れ

・すき間

・外壁から離れている

・窓まわりのずれ


【屋根】

・瓦・屋根材のずれ

・割れ

・落下

・棟部分のずれ

・金属部材の浮き


【室内】

・天井や壁の雨染み

・新しいひび割れ

・壁紙の裂け

・窓やドアが開きにくくなった


気になる変化があった場合は、無理に触らず、まず写真を残しておきましょう。



■ 雨漏りがなくても、そのままにしない方がいい場合があります


屋根の軒先から雨水が壁内に回り込む様子を示す住宅の断面図。左に「雨漏りがなくても要注意」、注意書き付き。

「今のところ雨漏りしてないから大丈夫かな?」


と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


ですが、地震によって外壁や屋根、

コーキングに小さなすき間ができている場合、

その直後には問題がなくても

その後の雨によって水が入り込むことがあります。


特にこれから台風や強い雨が増える季節です。


地震による小さな損傷

雨水が入り込む

内部の劣化が進む


ということも考えられるため、


「地震前にはなかった変化」


を見つけたら、一度状態を確認しておくと安心です。






■ 修理会社へ相談するときに伝えておくとスムーズなこと


相談時のポイントと書かれた住宅相談の図。家模型、チェックリスト、見積書、スマホの住宅損傷写真が並ぶ明るい背景。

住宅修理を相談するときには、


・地震前にはなかった症状

・罹災証明書の有無

・被害箇所の写真

・雨漏りの有無

・自治体へ相談済みか

・利用を検討している支援制度

・いつ頃から症状が出ているか


などを伝えると、話が進みやすくなります。


また、見積書では、


「どこを」「どのように」「なぜ修理するのか」


が分かる内容になっているか確認しましょう。




■ 地震後の修理業者選びにも注意してください



大きな災害のあとには、被害に便乗した悪質な修理業者によるトラブルにも注意が必要です。


例えば、


「今日契約すれば安くします」

「このままだとすぐ家がダメになります」


など、不安をあおって契約を急がせる場合は、一度落ち着いて考えましょう。


できれば、


・工事内容

・見積金額

・会社情報

・過去の施工実績

・保証・工事後の対応


なども確認してから依頼することをおすすめします。


リフォプラの実際の施工については、施工事例ページでもご紹介しています。


▶ リフォプラの施工事例を見る




■ 「誰に頼めばいいか分からない」ときは、

お客様の声も参考に


災害後の住宅修理は、ただでさえ不安ななかで会社を選ばなくてはいけません。


価格だけではなく、


「ちゃんと話を聞いてくれるか」

「工事中の説明をしてくれるか」

「施工後も相談できるか」


といったところも大切です。


リフォプラへ実際に工事をご依頼いただいたお客様の声も掲載していますので、会社選びの参考としてご覧ください。



▶ リフォプラのお客様の声を見る




■ リフォプラでも、熊本地震による住宅修理のご相談をいただいています


今回の熊本地震後、リフォプラにも、罹災証明書を取得された方から外壁や屋根の修理についてご相談をいただいています。


「どこまで修理すればいいのか分からない」

「このひび割れは地震の影響?」

「屋根を自分では確認できない」


そんな状態でも構いません。


まずは、今のお住まいがどのような状態になっているのかを整理するところからご相談ください。


なお、建物全体の傾きや構造そのものの安全性については、必要に応じて自治体や建築士など、適切な専門機関への相談をご案内する場合があります。


また、支援制度の利用可否や手続きについては、最終的には各自治体へご確認ください。


▶ 外壁・屋根の修理について相談する



■ まとめ|修理する前に「写真」と「制度の確認」を


地震で住宅に被害を受けると、


「早く直さないと」


と焦ってしまうのも当然です。


ですが、罹災証明書を取得したあと住宅修理を検討する際は、


1.被害状況を写真に残す

2.利用できる制度を自治体に確認する

3.必要な修理内容を専門業者に相談する

4.内容を確認してから工事を進める


という順番を意識してみてください。


特に、修理前の写真はあとから撮り直すことができません。


安全な範囲で記録を残し、分からないことがあれば

一人で判断せず自治体や専門家へ相談しましょう。


被災された皆さまが、

一日でも早く安心して過ごせる住まいを取り戻せることを

心より願っております。

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